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病気のこと。④

なんだかんだで、自分の子宮に病気が三つもある事を
本人がキッチリ医師から聞いたのは
今の医者にかかってからで……

3年も病院通いを、しかも酷い時は週一でしていたにも関わらず……
此処にたどりつくまでに、どうしてこんなに時間がかかったものか……
???がいっぱいでしょうがないけど
シュールな母に言わせると
「通院や薬代で、病院は稼ぐものだ」

そうだったのかな…?と
ほんのり思ってしまう。

此処までには、本当に長い道のりがあって
本当に『訴えてやる!』と思ってしまうような
腹立たしい出来事もたくさんあった。

例えを挙げればキリがないけど
思い中らない性病の名前を挙げて
「サラサラした透明のおりものがたくさん出るのは
その性病だからだと思うから、検査しましょう。」
「ありえないと思います」
と言っているにも関わらず
「絶対ない。と言うなら、それでもいいですよ。
じゃあ、カルテに絶対違うと書きますよ。」

そんな風に言われたら、検査しなくちゃなんないじゃん。

性病なんて、自分が潔白な以上
旦那に疑いが向くのは必至。
夫婦仲を危機にさらしてまで
そんな検査を受けなくてはならない屈辱感。

『なんでもなかったら、ただじゃおかねえ!』
心の中で繰り返し、ハンドルを握る帰り道。

結局、結果は陰性。
「あ、やっぱり違ったんだぁ。良かったね。」

あったりまえだー!!


旦那が単身赴任中、夜とてつもない痛みにみまわれ
熱を測ると37.5℃
座薬を入れて2時間経っても痛みが治まる気配がない。
救急車を呼ぶのは気が引けるし
通院している病院は、車で40分かかる。
とても運転して、たどり着ける自信もなく
タクシー呼ぶにも金がない。
しょうがないので、市の救急相談に電話して
ある近所の大病院なら、婦人科医がいると教えられ
これから行ってもいいかと電話をすると
「どっか、他の病院にかかってる~?」と聞かれたので
正直に答える。
「あ、そうなんだ~。症状はどんな感じ~?」と
聞かれたから、ウンウン唸りながら一生懸命説明したのに
散々説明させた後に
「此処の病院の患者さんじゃないから、悪いけど診れないなぁ~
通ってる病院に連絡すればいいじゃない~?」

救急車呼ぶのも悪いし、自分で行ける距離じゃないから
電話したんだよ!
診る気もないのに、症状聞くんじゃねぇ!!!

と、思わず大声で怒鳴り、ガチャ切りした。


産婦人科の医者が不足しているとわかりつつ
そう思ってしまうほどの対応の悪さ。
病院に対して「なんで?」と思っている方々も
悔しい思いをされた方も、たくさんたくさんいらっしゃると思う。
私も同じく。

けど、それでもお医者しか
私の病気は治せない。

そう思いながら、やっと辿り着いた
手術への道のり。
結局、かかって2ヶ月の今の病院で手術をする事になったが
今まで4つの病院、7人の医者にかかったあの時間は
一体なんだったんだろう?
そんな思いもあるけれど
手術が決まった今は
とにかく無事に終わればいい。

盲腸を切ったことがあるから
術後の麻酔が切れた時の
地獄のような吐き気や痛みを
全く知らないわけではない。

『また、あの状態に陥るのか……』という
気持ちもあるけれど
それをもってしても、今までの苦痛から開放される喜び。
その気持ちの方が、今は大きい。

子宮なんて、今後子供を産む予定がないなら
大事に持っていてもしょうがない。
病気があるなら、潔く取ってしまいましょう。
苦痛に耐えながら、大事にしていても
更なる苦痛に見舞われるのがオチです。

個人的ではありますが
私の現在の正直な気持ちです。

ですが、医者から取った方がいいと薦められている方
閉経まで、後何年ですか?
その痛みを、毎月毎月、後何年我慢できそうですか?
あなたがこれからの人生を楽しく過ごせる方法を
よく考え、医者と相談して決断を下される事を応援しています。



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