思えば、初潮を迎えたころから
おかしかったんだと思う。

特に中学に入ってからの生理は
本当にドバドバというくらいの出血の仕方で
一気に貧血で倒れたりした。
大きなナプキンでは受け止めきれず
座っている制服のスカートから
血が滴り落ちるくらいの出血が何度もあった。


重度の貧血で、当時団地の2階に住んでいたにも関わらず
階段が上れない為帰宅できず
階段の下で母親が仕事から帰ってくるまで
待っていた事も度々。

そんな状態で、病院では再生不良性貧血を疑われ検査。

結果、血液の病気ではない事がわかり
貧血を治す薬の治療をしていた。

今思えば、あの時……なんで婦人科の受診をしなかったんだろう？

多分、子供を婦人科に連れて行く。という頭は
母親にはなかったのだと思う。
生理が始まった頃だから、落ち着かないのだと……
多分、私が娘の親だったら
同じように様子を見たと思う。
自分が行った経験があれば、やはり婦人科に連れて行く事を
躊躇わない親はいないだろうし……

まあ、実際暫くすると落ち着いてきて
出血が多い体質なのだ。という流れになった。ｗｗ

生理のはじめに、重度の貧血を患ったため
それから元の健康体に戻すのは難しかった。

好き嫌いもあったし
毎月の生理。
食事では補えない鉄分。

子供の頃は辛かったなぁ……
だるくてダラダラしていると、もうそれで立派な怠け者。ｗ

体調が悪いと、自分の気持ちが弱いのだ。と
説教をくれる親。

本当に具合が悪いのに
いろんな事をサボってると思われる日々。

何をどう説明していいか分からないから
何にも言わない。
そうやって、私は大人になっていった。

生理の周期は順調で
ただ、量だけが多めな感じ。
誰も婦人系に難があるとは思わないよ。ｗ

O型の欠点である特徴
『人に弱みを見せるのが嫌』

大人になると、その特徴が強くなり
具合が悪くても、そうとは誰からも思われない
立派な大人。

自分の身体を騙し騙し
今までやってきた。
子供も一人は産んだしねぇ。
一瞬、生理の症状も軽くなったりした事もあり
婦人科に行かなきゃ！とまでは
中々思いが至らないもんです。

今まで、そりゃ～出血大サービスでしたよ？
子供の頭くらいの血の塊が便器に詰まって
気絶しそうになった事もあります。
でもさー、痛くはなかったの。
生理痛。
そんなに酷くなかったんだよね……


症状が悪化したのは3年前。

悪化したと思ったのは、とんでもない生理痛に襲われたのがきっかけ。

私の場合、『痛くない』＝病気ではない。
『痛い』＝病気。
という図式が頭の中にあったらしい。ｗ

どんなに出血しても、ずーーーーっとそうだったから
病気とは思わなかった。
けど、さすがに痛いとなると話は別で……

その時付き合ってた旦那がウロタエて
救急に電話した事で婦人科通いが始まったのだ。